洗濯しても乾いた後に臭ってきてしまう、そんなしつこい頑固な臭いに悩まされている方も多いのではないでしょうか?
この臭いの原因となるものは皮脂汚れや菌ですが、綿製の服などは洗濯しても落ち辛く、何度も着ているうちに臭ってきてしまう、なんてことがあると思います。
そんな臭いの染み付いてしまった服から、臭いを簡単に取り除く方法があるんです!
ワイドハイター粉末タイプ
結論から言ってしまうと、ワイドハイター粉末タイプを使います。(元々、「ワイドハイター EX パワー 粉末タイプ」という商品名だったのが、2020年7月現在では「ワイドハイター クリアヒーロー クレンジングパウダー」という商品名に変わっています)
この製品は、一般的な粉の洗濯洗剤(洗濯用合成洗剤)と違って、衣料用漂白剤という品目です。
漂白剤と書かれると、白い服にしか使えないんじゃないの?と考えがちですが、ワイドハイターに関しては公式サイトにも書いてある通り、色物にも使えます!
成分はこのようになっています。
過炭酸ナトリウムが主成分となっていて、これは酸素系の漂白剤です。一時期オキシクリーンとかが流行りましたが、それも主成分は同じものです。
酸素系漂白剤については、より詳細な内容を別の記事で紹介しているので、よければよんでみてください↓
推奨されている方法ではイマイチ
この粉末タイプのワイドハイターは、洗濯機に入れて通常の洗濯と同じように洗うパターンと、浸け置きした後に洗濯機で洗うパターンの2種類が公式サイトに紹介されています。
が、残念ながら最初の洗濯機に入れて通常の洗濯と同じように洗うパターンのやり方はおすすめしません!
なぜかというと、そのやり方だとあまり効果がないからです。過炭酸ナトリウムが効力を発揮するには、水に溶けた際に出る泡が洗濯物に長時間接する必要があります。
洗濯機に入れると、この泡に接している時間が、どうしても洗濯物が動くのであまり確保できないのと、洗濯時間も30分くらいなのでそこが確保出来る時間の限界になってしまいます。
なので、おすすめの方法は浸け置きです。公式サイトにも浸け置き洗いの方法を紹介しているページがあるのですが、正直イマイチです。
ちなみに公式サイトは除菌&ウイルス除去を全面に押してますが、まあ浸け置き時間が長いほど除菌はできます。ウイルス除去はどうでしょうかね、、ウイルスといっても種類はあるので一概には言えない気もしますが。(最近の流行病には有効かもしれませんね)
効果的な方法とは
公式の方法では、
step1:水・ぬるま湯に粉末のワイドハイターを溶かす
step2:衣類を30分浸け置きする
step3:いつものように洗濯
となってます。まずstep3はみんな同じように通る道なので、特に異論はありません。
ただ、step1とstep2はもっと効果的な方法があります。
step1
- まず空の桶(バケツでも袋でも可)に粉末のワイドハイターを薄くばらまく
- 衣類を投下する
- 上から再度、粉末のワイドハイターをばらまく
- 水またはぬるま湯をかける(分量に気を付ける)
step2
- 衣類を1時間は浸け置きする(2時間くらいつけるのも可)
- 物によっては色落ちの確認や、臭いの状況によって時間を調整する
step1で衣類を入れる前に粉末を溶かしてしまうと、その側から有効成分である泡が文字通り水泡に帰してしまうので、先に粉末と衣類をセットするのがミソです。
よかったら試してみてください!
ちなみに浸け置きは40度のお湯で、かつ蓋付きの容器でやると、より効果的です。この時は浸け置き時間は1時間未満(30分とか)で大丈夫です。
すぐ洗って予防
そもそも洗っても臭いが気になるまで放っておかないという方法もあります。まあ現実問題難しいのはわかってますけどね(笑)。
結局は雑菌が繁殖して臭いの元になっているので、汗をかいたらすぐに洗濯するなどすれば雑菌の繁殖も抑えられるため、臭いも染み付かないという理論です。
濡れたタオルとかも結構雑菌が繁殖する絶好の場となっているので、それを少しでも抑える方法を過去に紹介した記事があります。よかったら読んでみてください↓