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洗濯と掃除を効率的に!ズボラでも楽チンに!

ワイドハイター液体タイプの効果的な使い方

ワイドハイター
衣類についたシミ、割と簡単に落とせます。

色柄物にも使える漂白剤として有名なワイドハイターですが、使ってみても全然汚れが落ちない経験をした人も多いと思います。

それは間違った使い方をしているのが原因かもしれません。

この記事では「ワイドハイター」、「ワイドハイター EXパワー」の効果的な使い方について解説します。

 

結論:洗濯機に入れるのはやめましょう

パッケージに書いてある方法で、3つの使い方が推奨されています。

  • 洗濯機で
  • 塗布して
  • 浸け置きで

この中で一番効果が出ないのは、洗濯機に入れる方法です。

ではどの方法が効果的かというと、「塗布」する方法がおすすめです。汚れ落としに有効な成分濃度が高い状態で、直接汚れに働きかけてくれるからです。

ただし注意点もあるので、詳しく解説していきます。

 

効果と特性

なぜ洗濯機に入れるのは効果が薄いか

商品パッケージの説明書きによると、「洗濯用洗剤と一緒に、洗濯機に入れて洗う」とあります。しかし、洗濯機に入れるということは、洗浄成分を大量の水で薄めることになります。

例えば、大量の水で薄めたカルピスは味がしないですよね。これと同じで、洗浄成分が薄められすぎて、有効に働かなくなってしまいます。

なのでこの方法では多くの場合、汚れは大して落ちません。(落ちているとすれば、それは洗濯洗剤の方のチカラですね)

汚れに直接塗布する

冒頭でも述べた通り、汚れに直接塗布する方法が一番効果的に(フルパワーで)汚れに働きかけることができるので、おすすめの方法です。

商品の説明書きには「汚れに直接かけて、放置せず、すぐに洗濯する」とあります。しかし、「すぐに洗濯」では洗浄成分が100%働かないまま、水で薄まってしまいます。

なので、塗布したら「すぐに洗濯」はせずに、5〜10分ほど放置してから洗濯することをおすすめします。

 

ワイドハイターの特性

ワイドハイターは酸素系漂白剤に分類され、酸素系漂白剤は酸素のチカラで緩やかに汚れを落とす、という特徴を持っています。

汚れに塗布するとわかりますが、汚れの箇所が泡立ちます。これがしっかり洗浄成分が働いている証拠です。

このため、塗布して放置後に洗濯するタイミングはわかりやすく、泡が出ていなければ洗濯するタイミングとなります。というのも、酸素のチカラで落とす成分が泡を発生させているので、泡がなくなっていれば洗浄成分も仕事を終えたということです。

洗濯前に衣類の状態を見ると、まだ汚れが落ちていないかもしれませんが、ワイドハイターの働きで「落ちやすい状態」になっているので、一度洗濯機で洗濯して様子をみて下さい。

それでも落ちなければ、同じ工程を繰り返すか、他の方法を試す必要があります。

つけおきについて

商品の説明書きには「つけおき」も推奨されています。結論から言えば、まあ選択肢の1つかなと思います。

ただし、説明書きに記載の方法では不十分で、酸素系漂白剤の効果を高めるために、40度くらいのぬるま湯で浸け置きをすると効果的です。

酸素系漂白剤の主成分となる、過酸化水素」や「過炭酸ナトリウム」といった成分は、水よりもぬるま湯の方が洗浄力が活性化し、より汚れが落としやすくなります。

また、どうせ浸け置きをするのであれば、ワイドハイター粉末タイプの方が汚れを落とすチカラが強いので、おすすめです(もちろん色柄物にもつかえます)。ワイドハイター粉末タイプを効果的に使う方法をまとめた記事がありますので、よければ下記からどうぞ。

 

混ぜるな危険

doku

有毒ガスが発生します

意外とパッケージに書いてないのですが、混ぜるものによっては有毒ガスが発生する危険があるので、注意してください。

というのも、ワイドハイター液体タイプは液性が「酸性」なので、アルカリ性のものと混ぜると中和反応が起きて有毒ガスが発生します

アルカリ性のもので言うと、「キッチンハイター」などの塩素系漂白剤や、粉洗剤も弱アルカリ性なので注意してください。

洗剤と混ぜてもよくない

洗濯洗剤によっては弱アルカリ性の商品もあり、これと混ぜて使うとお互いの強みを打ち消し、汚れ落ちが悪くなることがあります。

液体洗剤だと中性の商品もありますが、「アリエール」などは弱アルカリ性なので、これと併用するのはあまりおすすめできません。

液体タイプの中性洗剤について各商品を分析した記事がありますので、よければ読んでみてください。 

 

まとめ

商品の説明書きはメーカー側が訴えられらた時などのリスクを考えて、効果の高い使い方を記載していないことが多いです。(効果が高いとそれだけ衣類を傷める可能性が高くなるので)

メーカー推奨の方法から外れても、洗浄成分の特性を知っていれば、安全かつ効果的に汚れを落とすことができます。

このブログでは、他にも洗剤や漂白剤の効果的な使い方をいろいろ紹介してますので、よかったら他の記事も読んでいってください〜。