あなたは、お風呂掃除で汚れを擦らず落とせてますか?
多分落とせていないと思います。でも安心してください、これは仕方のないことなんです。
お風呂に付く汚れの特性から、掃除を毎日完璧にしないと段々と汚れてきてしまいます。
ましてや毎日掃除なんて出来ないですよね。週に1回かそれ以下になることも往々にしてあると思います。
たまに掃除するだけではキレイになるわけがないと思っているかもしれません。そんなあなたに朗報です。たまの掃除でキレイにする方法、ご紹介します。
わりと簡単な方法です
掃除頻度が低いと、それだけ大変な掃除をしなきゃいけないと想像されたかと思います。
掃除が大変と感じるのは、掃除のやり方が間違ったまま、力技でやり続けて労力と時間を使っていることが多いです。
汚れに応じて正しいやり方と、適切な洗剤を使えば、簡単に汚れを落とせるんです。
使う洗剤
まずは結論から言ってしまうと、使う洗剤は2つです。
- 塩素系洗浄剤
- 酸性洗剤
の2つですね。
どちらもドラッグストアなどで売られているような一般的な洗剤で大丈夫です。少し特殊な、値段が高めの洗剤を使えばより簡単に落とせますが、まぁ余裕があれば試してみてください。
具体的な商品は後ほど紹介していきます。
悲しいお知らせ
簡単な方法とご紹介しましたが、残念ながら以下の点はデメリットと感じてしまうかもしれません。ご容赦ください。
- 擦る過程があります
- カビが根強いと、落とすのに時間がかかります
とはいえ、毎日完璧に掃除するよりはトータルで時間も労力も低く抑えることができるので、おすすめできる方法です。
お風呂に付く汚れについて
まずは、お風呂に付く汚れについて理解し、その上で適切な洗剤を選びます。
汚れ①
お風呂の汚れとしては大体がアルカリ性の汚れです。大きくは以下の2つですね。
- 石鹸カス
- 水垢
特に水垢は落とし辛いことで有名ですが、これも比較的簡単に落とす洗剤があるので、合わせて後ほどご紹介します。
ちなみに、鏡の水垢は特に落とし辛く、お風呂の水垢と闘った記事がありますのでよかったら読んでみてください。
アルカリ性の汚れに対しては、酸性の洗剤を使ってあげると簡単に落とすことができます。
汚れ②
酸性の汚れもあり、「皮脂汚れ」がこれに該当します。
お風呂での皮脂汚れは、汚れとしてはとても弱く、界面活性剤で簡単に落とすことができます。つまりボディーソープでも落とせるということですね(やりませんけど)。
汚れ③
最後に、ヌメリとカビです。ピンク色の汚れも見たことあると思いますが、これはカビの前段階なので、もはやカビとして扱います。
これらの汚れは「生き物汚れ」と呼ばれており、塩素系漂白剤を使うことで簡単に落とすことができます。
簡単掃除の手順
簡単2ステップです!
1.塩素系洗浄剤でカビ落とし
まずは生き物汚れを落とします。
塩素系漂白剤をカビの箇所にかけて、15〜60分ほどおいてください。「カビキラー」や「強力カビハイター」といったスプレータイプが簡単でいいと思います。
おすすめは「強力カビハイター」でこれは持続力と濃度が強く、確実にカビを落としてくれます。
あまりおきすぎると壁や床が変色してしまうので、10分おきに汚れの様子をみてくださいね。
2.酸性タイプのお風呂用洗剤で掃除
冒頭でお話した通り、この工程で擦ることになります。と言っても強く擦らなくても落ちる洗剤を紹介しますので、安心してください。
その洗剤とはズバリ、「クエン酸」と「バスマジックリン」です!
混ぜて使うことで、酸性のバス洗剤として活用でき、石鹸カスや水垢を溶かしながら汚れを落としてくれます。
クエン酸を混ぜる際の希釈率は40倍というのが一般的に言われています。
そこまで厳密に守らなくても、お風呂が溶けたりすることは無いので、ざっくり以下の計算式でも大丈夫です。
1つ注意!
「ルック バスタブクレンジング」のような弱アルカリ性の洗剤にクエン酸を加えると、中和反応で毒ガスが発生する恐れがあります。
お使いの洗剤で試す際には、中性かどうか確認してくださいね。