普段の生活で使用しているタオル、長く使っていると元の色とは違う、ややピンクがかった色になってませんか?そこにはカビが潜んでいるかもしれません。
ピンクがかったタオル、その色の正体と対策について紹介します!
ピンク色の正体
まず、このピンク色の正体ですが、簡単に言えばカビの一歩手前です!
ロドトルラという菌で、厳密にはカビ菌とは異なるのですが、このまま放っておくと黒ずんできます。はい、カビるということですね。
お風呂にもよく出てくるもので、同じ経験した方も多いかと思います。
水回りのプロは以下のように述べています。
お風呂のような湿気が多く、皮脂や石けんカスのような栄養がある箇所は酵母菌の活動が活発化し、すぐに「ロドトルラ」のピンク汚れが発生してしまいます。酵母菌自体は人体に悪影響はほとんどないのですが、このピンク汚れが人体に影響を及ぼす黒カビ発生の温床となる
ということで、人体に影響はないようですが、黒カビ発生の温床となるのであれば、あまり放っておくことはオススメできないです。
対処法は存在するのですが、残念ながら生地を痛めてしまうものしかありません。。。(すごいほつれる、とかそういうのは無いのでご安心を)
それでもいいという方のみ自己責任でやってみてください(笑)
対処法1:お湯
まずはお湯です。沸騰したお湯をタオルが浸かるぐらいかけてください。
そのままお湯が触れるくらいになるまで放置しましょう。
あとは絞って、いつも通り洗濯機で洗濯してください。初期段階のロドトルラはこれで大体綺麗になります!
私の実験結果がありますのでご覧ください↓
ちょっと見づらいですが、左がBefore、右がAfterです。
左の写真の上部分が全体的にピンク色になっています。中央らへんもピンクと白の斑点で牛の模様みたいになってますね。
これにお湯をかけて、洗濯&乾燥したものが右の写真です。
綺麗にピンク色がなくなっているので、逆にわかりづらいですが、、、キレイになりました!
対処法2:ワイドハイター
お湯で落ちない場合はワイドハイターを試してみてください。
王道な方法ではありますが、意外と生地への悪影響は無視されがちなので、そこは注意してください。
ちなみに生地への悪影響(痛むこと)は、ワイドハイター > お湯です。
使い方は商品に記載の通りなので説明は省きますが、つけ置きのやり方を選んでください。
局部にかけて洗濯という方法も記載されているのですが、ロドトルラはその方法では落ちにくいです。
ワイドハイターの効果的な使い方は以下の記事で解説していますので、よければ読んでみてください。
対処法3:買い換え(捨てる!)
もともこもないですが、買い換えましょう!笑
前述の通り、ロドトルラ自体は人体に害がないらしいので、カビが生えてくるまで使う、という方もいると思います。それはそれでいいと思います。
菌が生えたタオルで肌を拭くのはイヤ、、という方はもういっそのこと買い換えちゃいましょう!
いっぱいあると捨てるのも躊躇しませんよねー。(持論ですが。。笑)
捨てたくないタオルに奥の手!