バスタオルやフェイスタオル、使ってたらだんだんとピンク色になってきませんか?
たったの10円で、元の真っ白な状態に戻す方法をご紹介します!
しかもそんなに手間もかからなく、楽チンです!
その方法とは…
ずばり「ハイター」でつける、です。
ここでもう合点がいってしまった人は閉じても大丈夫です(笑)。
ただし、ハイターの使い方によってはタオルを黄色く変色させてしまうこともあるので、正しい使い方と併せて詳しく紹介していきます。
タオルを白く戻すハイターの使い方
まずはタオルを浸け置きするための、箱を用意しましょう。バケツや洗面器など、タオル全体が水で浸せるくらいの大きさなら、なんでもOKです。
そしてタオルを水に浸します。
希釈
使うハイターの量は、タオルを浸すために使った水の量に比例しますが、希釈率は約100倍で使用してください。
おおよそ、1枚のタオルを浸すために5Lの液体が必要なので、ハイターは50ml、水が4,950ml という計算になります。
ハイターのキャップが10mlなので、タオル1枚にキャップ5杯分ということですね。
値段
冒頭で述べた、10円というのはどういう計算かというと、ハイターは2500ml の商品だと500円で販売されています。
つまり、1ml あたり 0.2円の計算になります。
これをタオル1枚あたり50ml 使う計算に当てはめると、
0.2円 ✖️ 50ml = 10円
ということなんです!
なぜ白くなるのか
タオルのピンク汚れは「ロドトルラ」というもので、生き物汚れに分類されます。
生き物汚れは界面活性剤(普通の洗剤)では落ちず、殺菌・除菌効果のある洗浄剤でないと落ちません。
その洗浄剤が「ハイター」なのです。本質的には、塩素系漂白剤であればどの商品でもいいので、「ブリーチ」とかでも大丈夫です。
除菌効果のあるものとしては、他にはアルコールや、過炭酸ナトリウムなどがあります。
過炭酸ナトリウムについては、以下の記事で詳しく解説しているのでよければ▼
タオル ✖ ️ハイターで注意すること
上で紹介したような、100倍希釈で使用する場合には、基本的に問題なく、長時間浸けても大丈夫です。
素材について
タオルの生地は基本的に綿(コットン)を想定しているため、シルクや金属といった、ハイターが使用不可な素材が含まれている場合に注意してください。
高濃度使用について
ハイターを原液もしくは原液に近い濃度で使用する場合は特に注意が必要です。
アルカリ度が強く、塩素濃度も濃いです。直に指で触れてみるとわかりますが、一瞬で皮脂を洗浄し、指が少し痒くなります。
つまりは洗浄力もメチャクチャ強いのですが、そのぶん素材を傷めることになります。
そして、高濃度でタオルに使った場合は、長時間放置しないように注意してください。塩素濃度が濃い液体にタオルをつけておくと、塩素焼けと言って、タオルが黄ばんでしまいます。
まとめ
ハイター(塩素系漂白剤)は色んな物の除菌ができ、菌が原因となっている汚れもたちまちに落としてくれます。
しかしその分、制約はあるので正しく使わないといけません。
とはいえ、多くの使い道があって1本は持っておくと便利です。
例えば洗濯クリーナーの代用として使用できたりもします。その話は別の記事で詳しく解説してるので、よければ▼