世の中には安いものから高いもの、様々な成分が入った化粧水が出回っていますが、化粧水には肌への保湿効果がないということが、皮膚科医の研究からわかっています。今回はその解説と、どのようにスキンケアするのが良いのかを紹介します。
化粧水は無意味？
冒頭でも述べたように、全てのとは言いませんが、出回っている商品は（たとえ高級品でも）一般的に言われているような、人間の肌に潤いをもたらすといったような効果は特にありません。
化粧水はその名の通り、主成分は水でできています。
これが仮に、肌に浸透するのであれば顔を洗っている瞬間でさえ水が肌に浸透しているはずです。であれば、その潤った肌に乳液でフタをすることで十分だと思いませんか？
残念ながら、そもそも水は肌に浸透しにくい物質です。
お風呂に入った時を想像するとわかりやすいです。何十分入っても身体中の肌から水が浸透していくことは無いですよね。
因みに乳液も主成分は水のため、その保湿効果には懐疑的になる必要があります。（後ほど解説します）
じゃあどうすればいいの？
結論から言うとオイルを塗れば肌は保湿できます。
一般的に化粧水→(美容液)→乳液と使う順番が決まっているのは、肌に浸透した水分を乳液でフタをして閉じ込めるという風に認知されていると思います。
これは水（化粧水）と油（乳液）が混ざらないから科学的に正しいようにみえる理論です。
しかし、そもそも化粧水を塗っている間に手や顔の上で蒸発をしていっています。浸透しないものを乗っけて蒸発させているだけなのです。これに乳液を乗っけても、元々の肌にフタをしているのと変わりません。
たまに高級な乳液を使用して、肌が潤うようになったという人がいますが、これは乳液に含まれる油分が高かっただけだと思います。
なので洗顔後はすぐにオイルを塗ることで十分です。
（やりたい方は手間とお金をかけてやり続けてもらって構いませんよ？）
何を塗れば？
おすすめはココナッツオイルです！
肌に合わなければ料理に使えるので。
※不純物の少ないエクストラバージンのものを選んでください。でないと吹き出物の原因になる場合があります。
おすすめはこちらです（コスパいいです）↓
ココナッツオイルは皮脂の成分に似ていて馴染みやすく、またSPFも5程度はあるという長所があるのですが、汗などで落ちやすいという欠点もあります。
その場合はワセリンを使用することをおすすめします。
あとは外出の際には日焼け止めを塗ってダメージを予防すれば完璧です！
日焼け止めは基本的に２時間おきに塗り直すのが推奨されてるんですよね。
難しいですが、肌を綺麗に保つためにはやるしかないです！
