普段飲んでいる水、色々と種類がありますが、違いの一つとして硬度というものがあります。この硬度で何が違うかというと、その水に含まれるミネラル分が多いか少ないかで硬度が変わるんです。飲んだ時の味も感じ方が変わってきます。
様々な種類のある水ですが、全部まとめるのは無理なので、よくスーパーやコンビニに売られているミネラルウォーターを硬水・軟水でまとめてみました。(硬度は数字をまるめてます)
軟水
南アルプスの天然水(硬度:30)
森の水だより(硬度:35)
クリスタルガイザー(硬度:38)
アルカリイオンの水(硬度:59)
ボルビック(硬度:60)
硬水
サンペネデット(硬度:250)
エビアン(硬度:304)
ペリエ(硬度:400)
サンペレグリノ(硬度:734)
ゲロルシュタイナー(硬度:1310)
コントレックス(硬度:1468)
軟水のメリット
洗剤の泡立ちが良い
洗剤の主成分である界面活性剤は、水分中のミネラルが多いとそのミネラルに邪魔をされ、泡立ちが悪くなり、汚れ落ちも悪くなります。軟水はミネラル分が少ないので、泡立ちの邪魔をする成分が少ないということになります。なので、軟水は泡立ちがよく、洗い物に適していると言えるでしょう。
食器洗いや、洗濯、洗顔、洗髪、体を洗うことまで、軟水で行うと汚れ落ちがいいので、おすすめです。日本の水道水は軟水なので、これらは特に意識せずとも大丈夫です。ヨーロッパの方では硬水が多いらしいので、大変でしょうね。
水垢が少ない
水垢は、水が蒸発した後に、水分中のミネラル成分が固まってできたものです。なので軟水では水垢が少ないと言えます。ただ、少なからずミネラル分は含まれているので、多少は水垢がついてきてしまいます。
少しの水垢でも放っておくと何層にもなって落とすのが大変になります。その苦労した話を過去に記事書いているのでよければ読んでみてください。
硬水のメリット
洋風の料理に適してる
私自身、料理に詳しくはないのですが、パスタを硬水で茹でると美味しくなるという話を聞いたことがあります。まあヨーロッパの水が基本的に硬水ということを考えると、それ前提で現地の人は料理を考えているはずなので、硬水を使うと自然と本来の味に近づきますよね。
飲料水としてミネラルを補給できる
硬水にはミネラルが多く含まれているので、飲むことで単純にミネラル分を補給できます。漠然と「ミネラル」といっても、マグネシウムやカルシウムなどが含まれており、つまり飲むことでカルシウムを摂取できるのです!
一般的にカルシウムは牛乳などの乳製品かサプリなどで摂取するのが普通と言われてますよね、でも水でも摂取できるということなんです。日本人の体質的に牛乳は安全に消化できる人は少なく、お腹の調子が悪くなったり、下したりしてしまう人が多いようです。
そういった意味からも、カルシウム補給には硬水を飲むのも一つの手ですね!