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〜続編〜【トップ vs アタック】液体洗濯洗剤 ナノックスとアタックゼロを比較!

ナノックス アタックゼロ 比較

 

以前書いた記事(↓)の後日談です。

 

 

結論から言うと、結果は変わらないのですが、浸けたまま放置していると面白いことになりました。(1時間ほど浸けた結果です!)

 

洗浄液の状態

洗浄

前回の実験の時点では、液体が白く濁っているだけでしたが、今回は上の写真でわかるように、金箔みたいなものが浮いています。写真だとわかりにくいのですが、この金箔のようなもの、全てラー油が分解されて浮いてきたものなんです。

洗剤の主成分である、界面活性剤の働きで油分が分解され、浮いてきたものと考えられます。(油は水より軽いので浮く)

若干ですが、油の浮いてる量がアタックの方が多いです。つまり、汚れもだいぶ落ちているのが期待できますね。

 

布の汚れの落ち具合

汚れ落ち 比較

汚れの落ち具合が顕著に出て、前回の記事で紹介した結果よりもわかりやすくなりました!

どちらも落ちていますが、ラー油の汚れがより薄くなったのはアタックゼロの方ですね。

完全にラー油を落としきるのは無理でしたが、アタックゼロの薄まり様を見ると、あと2〜3時間ほど浸けてみるとほぼ白に等しいくらいに落ちるかもしれません。まあ、そもそも完全に白くしたいなら漂白剤を使った方が早いですし、確実に白くなります。

正直ここまでの差がでると思ってなかったので、私自身も驚いてます(笑)。

 

応用編

この結果から、アタックゼロの方がナノックスよりも優秀ということがわかりましたが、それ以上に応用できることがあります。

今回の浸け置きでは1時間ほど浸けてここまでの結果が出たのであって、普段の洗濯では洗っている時間はせいぜい30分ですよね。ということは洗濯機ではここまで落ちないわけです。

 

逆に言えば、汚れに洗剤が付着している時間が長ければいいということになります。よく洗剤には「汚れがひどい場合は洗剤を直接汚れの部分に塗布してから洗濯してください」といった表記がパッケージの裏面にされています。これもあまり効果が無いということですね。

前回の記事では汚れの落ち具合に少しの差しか無かったのに、今回の浸け置き実験により、汚れ落ちには時間が必要ということがわかりました。なので、「汚れがひどい場合に洗剤を塗布して、水をはった桶などに浸けて置く」が正解です。

 

さいごに

アタックゼロをリスペクトする記事となってしまいましたが、ナノックスをディスっているわけではないので、あくまで参考になると嬉しいです。

製品選びはお好みで!

 

アタックゼロが2020年5月に改良され、「抗菌+(プラス)」として発売されました。古い方との成分・洗浄力の比較をしてみましたので、よければ読んでみてください↓