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電気ケトルの水垢はミネラルウォーターを使えば付かない...?!

ケトル 水垢 ミネラルウォーター

電気ケトルを使っていると、そこの方にポツポツと水垢がついてきますよね。水道水を沸かしてる場合も、ミネラルウォーターを沸かしてる場合も同様に水垢は付いてくると思います。

ミネラルウォーターを沸かしている人の中で、水垢がすごい付いて困っている人も少なくありません。でもこれ、ミネラルウォーターの種類によっては全然水垢が付かない場合もあるんです。

そんな水垢の原因と、水垢が付きにくいミネラルウォーターの種類まで解説していきます。

 

ミネラルウォーターで何故水垢が付くのか?

そもそも水垢はこのような流れで付いていきます。

  1. 水が付着する
  2. その水が蒸発(気化)する
  3. 水分中のミネラル(カルシウム、マグネシウムなどといった成分)が、蒸発せずに残る

この残ったものが「水垢」と呼ばれています。つまり、水垢=ミネラルということです。

察しのいい方々はもう気付いたと思いますが、ミネラル豊富なミネラルウォーターを使うと、余計に水垢がびっしり付いてしまうのです。

反対に、水蒸気が集まって水が付着した場合は、ミネラル分を持たない水なので水垢はつきません

 

水道水でも水垢は付く

ではミネラルウォーターを使わなければ水垢は付かないのかというと、そうではありません。地域にもよりますが、水道水にも多かれ少なかれミネラル分は含まれてます。なので日常生活で水道水をよく利用する場所、シンクやお風呂の鏡、蛇口などは特に水垢がついて悩まされている方も多いと思います。

地域にもよると書いたのには理由があって、水道水は日本中どこに行っても飲めるものではありますが、全てが同じ水質という訳ではないんです。まあ北海道と沖縄では物理的に離れているので、全く同じ水質の水が出ると考える方がおかしいですよね。

日本の水は基本的には軟水に分類されるのですが、その中でも少し硬いとか柔らかいといった違いが地域によって存在します。軟水の中でも、硬度が少しでも柔らかい方が水垢も少ないです。例えば東北地方では比較的柔らかめな水なので、水垢が付きにくいという話を聞いたことはないでしょうか。逆に東京は若干ですが軟水の中では少し硬いので、比較的水垢が付きやすいといった具合です。

 

 

ケトルに水垢が付かない方法

ここまで読んでくださった方はもうわかると思いますが、軟水の中でもより硬度の低い水を使用していれば水垢は付きにくいです。

大体、日本でよく売られているミネラルウォーターは硬度30の商品が多いですが、中には硬度が10や20といった商品もあるので、近くのお店で探してみてください。(わりとマイナーな商品名のやつが多いです)

また、硬度が低い軟水ほどコーヒーや紅茶を淹れたときに美味しく淹れられるという話もありますので参考まで。

 

ケトルの水垢を掃除するには

水垢は酸の力で落とすことができます。なのでクエン酸を使って掃除する方法が無難で有名です。

方法は以下の通り。

  1. ケトルの許容容量分、水を入れる
  2. クエン酸を、水1Lにつき大さじ2杯くらいの割合で入れる
  3. 軽くかき混ぜる
  4. 電源をオンにして沸騰するまで待つ
  5. 頑固な部分はスポンジで擦る
  6. すすいで完了

相当頑固な水垢でない限り、この方法でキレイになるので試してみてください。