健康志向の高まっている昨今では、スーパーフードが流行ったり、野菜のスムージーを毎日飲む習慣にしているという話も聞いたりします。
そんな中、精白されたものはそうでないものと比べ、体にはあまりよくないと言われています。砂糖などはその代表格であり、お米も例外ではありません。
今回はお米の精白前の状態である、玄米についてです。
玄米とは
玄米の「玄」は、「暗い」または「色が濃い」という意味で、精白されていないのでベージュ色または淡褐色をしている米である。精白とは、玄米から糠(ぬか)を取り除き白米にすることである。精白されていない玄米は、白米よりビタミン、ミネラル、食物繊維を豊富に含むため、現在は栄養が豊富な健康食品として用いられている。
玄米 - Wikipedia より
このように、白米よりも玄米の方が多くの栄養素を含んでいます。
かつ、白米と同量を食した時にそのカロリーは玄米の方が低いのです。
そういった特徴から、管理栄養士や健康志向の人がおすすめする主食でもあります。
ダイエットや美容にも効果的なので、芸能人も絶賛するほどです。
炊き方
玄米は白米と比べて吸水速度が遅く、炊き方に工夫が必要です。
玄米のみ焚く場合に、大きく2つの方法があります。
- 玄米の量に対して、白米を焚く時よりも多く水を入れて焚く
- 予め玄米を水につけておき、ある程度吸水されたところで、白米と同じように焚く
水を多めに入れて焚く方法では、白米を焚く時よりも1〜2割り程度水の量を増して炊きます。
予め水につける場合は、玄米が全て水に浸かるようにして、最低でも1時間以上は置くようにします。できれば2〜3時間くらい置けるとより良いです!
あ、ちなみに炊飯器で焚く方法を前提としてるので、鍋等で焚く場合は玄米の様子をみながら焚く時間や水を追加で入れてみるなど、試行錯誤してみてもいいと思います。
白米と一緒だと難しい?!
先ほど述べたように、白米と玄米とではその吸水率が異なるため、白米と玄米を混ぜて焚くと、食感が思ったのと違う...という結果になりかねません。場合によっては玄米だけ芯が残っている、となる場合も...。
そこで、別々に炊いて2度も炊飯器を動かすという選択肢もありますが、そんなことは面倒なので1回で済ませたいですよね。
ひと工夫すればそれが可能なのです!
どのような工夫かというと、予め玄米だけ水に浸けておくという方法です。
この方法ではつける時間と、白米と玄米の割合がミソになってくるのですが、以下ような条件がおすすめなので、参考にしてください。
- 玄米を水に浸ける時間=2時間以上
- 白米と玄米の割合=4:1(白米:玄米)
炊飯器
それほど値段が高くなくてコスパのいい、おすすめを紹介します。
玄米に特化した炊飯器というわけではないのですが、最低限の機能を兼ね備えていて、かつ美味しく米を炊ける商品だと思ってます。
備長炭のコートがなされている釜で、大火力に耐えれる造りになっており、ヒーター側は3層のヒーターで大火力を実現しています。この大火力によってお米を美味しく炊きあげるのです。
また、炊き分け機能もついており、玄米単体で炊きあげることもサポートされています。