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洗濯槽洗浄のために洗濯槽クリーナーは不要!その代用品とは...

洗濯槽クリーナー

洗濯槽の洗浄、定期的に行ってますか?

洗濯機メーカーや洗剤メーカーによると、定期的に洗濯槽の洗浄を行うことで、洗濯槽の裏などに付着したカビや残留洗剤をキレイに洗い流すことが推奨されています。(だいたい月1回が推奨されてます)

多くの人は洗濯槽の洗浄には洗濯槽クリーナーを、と考えますよね。かつての私もそうでした。

しかし洗剤関係の知識をつけた今、成分をよく見てみると一般家庭に存在するようなある洗剤で代用可能なことがわかるんです。

しかも、市販の洗濯槽クリーナーよりも高い効果を得られることも可能なんです!

(メーカーが推奨する方法という訳ではないので、あくまで自己責任でお願いします)

 

まず市販の洗濯槽クリーナーについて

代用する洗剤の前に、まずは市販の洗濯槽クリーナーについて、成分などを理解しておく必要があるので解説していきます。

洗濯槽クリーナーとしては、酸素系と塩素系の大きく分けて2種類があります。

酸素系はオキシクリーンなどと同じで、水に溶けた時の泡(酸素)の力で汚れを落とすものです。素材へのダメージは比較的少ないですが、そのぶん汚れ落ちもイマイチな部分はあります。

塩素系はハイターなどが代表格としてイメージしやすいと思いますが、塩素の力で汚れを分解していくものです。濃度が濃いと素材へダメージを与えてしまう場合がありますが、その反面、汚れを落とす力は強いです。

酸素系、塩素系どちらもアルカリ性であることが多いです。なので使う際は酸性洗剤と混ぜないように注意してください。

 

酸素系の洗濯槽クリーナーとその代用品

代表的な商品だと「アリエール 洗たく槽クリーナー」などがあります。

このタイプの洗濯槽クリーナーは主成分が「過炭酸ナトリウム」というもので、これが汚れを落としたり除菌する働きを持っています。

要は、この汚れを落とす働きのある成分が使えればいいので、代用品として「過炭酸ナトリウム」を購入することをおすすめします!

過炭酸ナトリウムは洗濯槽洗浄以外にも、洋服の消臭・除菌やシミ落としにも使えるので持っておいて損はないと思います。過炭酸ナトリウムの中にもグレードがあったりするので、コスパの良いおすすめの商品のリンクを貼っておきます。

1回の投入量は、約500gが推奨ですが、まあ量は自由に調節しても大丈夫なので、しっかり掃除したい時には多めに入れるなどの対応が可能です。

また、主成分をそのまま扱うので、市販のクリーナーよりも有効成分が濃い濃度で洗浄することができます。

 

塩素系の洗濯槽クリーナーとその代用品

代表的な商品だと「洗たく槽カビキラー」などがあります。

このタイプの洗濯槽クリーナーは主成分が次亜塩素酸ナトリウムというもので、これが汚れを落としたり除菌する働きを持っています。

この成分がより濃い濃度で含まれている商品があって、何かというと、「ハイター」です!

洗濯槽クリーナーとして売られている商品だと、塩素濃度が1%〜3%くらいであることが多いのですが、「ハイター」だと約5%なのでしっかりと洗浄できます。

使う量もそこそこあるので、大きめのサイズを持っておいても使い切れると思います。

 

塩素系を使う時の注意点

洗濯槽洗浄に塩素系の洗浄剤を使用する場合は、ステンレスへの腐食について考慮しないといけない場合があります。(プラスチック槽であれば問題ないです)

といっても過敏になる必要はなく、よほど濃い塩素濃度で洗浄しなければ、特に深く考えなくとも大丈夫です。

まあ同じ洗濯機を10年、20年と使う予定であれば別ですが(笑)。

 

ではどれぐらいの濃度までかというと、洗濯機メーカーが出している塩素系の洗濯槽クリーナーがあるのですが、これが1回で1.5リットルほど使う設計になっています。

そしてこのクリーナーの塩素濃度は「ハイター」と同じく約5%なので、ハイターを入れる際も限度は1.5リットルということになります。

ここからは経験則ですが、ハイターでも結構洗浄力は強いので、200〜300mlから試してみることをおすすめします。

多分1リットルも入れると部屋中が塩素の匂いになってツラいと思います(笑)。

塩素系の洗剤を使う際は、換気を忘れないようにしてくださいね。

 

まとめ

洗濯槽クリーナーの代用として2種類紹介しました。いずれも正規の洗濯槽クリーナーと成分は同じなので、遜色なく使えます。

特にしっかり洗浄したい方には塩素系の使用がおすすめです。

酸素系がメチャクチャ汚れが浮いてくるから効果絶大、といった情報を他のサイト等で見かけるかもしれませんが、残念ながら塩素系の方が酸素系よりも洗浄力が強いです強すぎるが故に、汚れも浮いてくる前に完全に分解してしまうんです。

確かに汚れが浮いてくると面白いですけどね(笑)。

ご自身の目的に沿った方を使ってみてください。