何度洗濯しても取れないワイシャツやTシャツの黄ばみ。ウタマロ石鹸でこすり洗いしても、洗濯洗剤を直接塗って洗濯しても落ちない。。半ば諦めて着続けている、という方も多いのではないでしょうか。
実は私もその一人でした。
洗濯でも落ちない黄ばみは、時間が経ってすごく頑固になっているので、洗剤や石鹸を使っても落ちません。そもそもアプローチとして間違っていたんです。
ではどうやって黄ばみを落とすかというと、衣料用の漂白剤です。
これ以外何もいりません。まあ強いて言えば、漂白剤を塗りやすくするために綿棒は使います(笑)。
シャツの色や素材によっては注意点があるので、詳細を解説していきます。
使う漂白剤
今回使用したのは、上の画像の「ブリーチ」(ロケット石鹸)です。要は塩素系漂白剤なら何でも良いので、有名どころだと花王の「ハイター」などがあります。
近くのスーパーに売っていたという理由だけでこれにしました(笑)。
使えない衣類
色柄物や、毛(ウール・カシミア・アンゴラなど)、シルクは残念ながら使えないです。
シャツは色柄物のものが多いので、その場合は酸素系漂白剤を使う必要があります。
色柄物に酸素系漂白剤を使う場合については、詳しい以下のページでしているので、参考にしてみてください。
実際に使った結果
クローゼットに半年ほど眠っていたワイシャツが黄ばんでいたので、丁度良い実験台として漂白してみました。
結果です。
Before
After
襟の向かって左側が黄ばんでいましたが、漂白剤を使うことで、ものの見事に白さを取り戻しました。
かかった時間は全部で10分ほどで、とくに擦り洗いなどといった手間もなく、漂白剤を付けて放置していただけなので簡単でした。
漂白剤の付け方としては、黄ばみの部分に衣類が濡れるくらい付けます。この時に、ボトルから直接やると出し過ぎてしまって、床がべちょべちょになるかもしれないので、綿棒などで付けるのがおすすめです。
実際に使う前に注意すること
漂白剤は強力なので、扱いにも気をつけなくてはいけません。
といっても漂白剤のラベルに書いてある注意書きを守れば、基本的には問題ないです。
主には白いワイシャツ・Tシャツの漂白に使われると思いますが、その時にプラスアルファで注意することがあります。
それは、日焼け止めが衣類に付着した状態で絶対に使用しないことです。(いちど普通に洗濯すれば大丈夫です)
もしその状態で漂白してしまってもリカバリする方法はあるので安心してください↓
とはいえ、黄ばみの中には昔の汚れが溜まっていて、漂白の際に少し変色してしまう可能性があるので、まずは目立たない部分で試してください。
実際に私が漂白した時も、一瞬だけピンク色に変色しました。こんな感じ。(画像の右側のは塗る時に使用していた綿棒です)
しかし、そのまま様子を見ていると10秒ほどでピンク色がなくなりました。この通り。
少し黄ばみの色が濃くなった感じがしますね。まあこれも放置していれば白くなるので、ご心配なく!
何分か放置してもピンク色のままだった場合、黄ばみの汚れの成分が塩素に反応して変色している可能性が高いので、前述の方法で元に戻してください。
おすすめの漂白剤
塩素系漂白剤は洗濯槽クリーナーにもなるので、大きめのサイズを買っておけば手間も値段も安く済みます。
洗濯槽クリーナーとして使う方法はこちら▼