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ハイターは1本で大丈夫!塩素系漂白剤の断捨離

ハイター断捨離

お店で売られている塩素系漂白剤、ハイター、ブリーチ、キッチンハイターなど、色々と種類があってどれを買えばいいのか悩みますよね。

人によっては、場所ごとに使う塩素系漂白剤をわけているのではないでしょうか。

実は塩素系漂白剤は中身が基本的には一緒なので、持っているのは1本で大丈夫なんです。それに、何本も持っているとデメリットがあるんです。

商品によって一長一短はあるので、どれを選ぶかは自由ですが、持つべきおすすめの1本も併せて紹介していきます!

 

塩素系漂白剤の種類

  • ハイター(花王
  • ニューブリーチ(ライオン)
  • キッチンハイター(花王
  • キッチン泡ハイター(花王
  • カビキラー台所用(SCJohnson)
  • 泡キッチンブリーチ(ミツエイ)
  • カネヨキッチンブリーチ(カネヨ石鹸)
  • キッチンパワーブリーチ(ライオン)
  • カビキラー(SCJohnson)
  • 強力カビハイター(花王

ざっと思いつく商品名を挙げましたが、結構多いですよね。ここから比較して選ぶのは大変だし、そもそもよくわからないから馴染みのあるものにしておこう、という方も多いと思います。

 

塩素系漂白剤には、まず大きく分けて2つのタイプがあります。

液体タイプとスプレータイプです。

液体タイプ

キャップつきボトルに入ったタイプのものです。このタイプの中でも大きく2つにタイプを分けることができます。

  • 界面活性剤が入っていないタイプ
  • 界面活性剤が入っているタイプ

界面活性剤が入っていないタイプのものでは、代表的なものだと、ライオンの「ニューブリーチ」とか、花王の「ハイター」などがあります。

成分は、次亜塩素酸ナトリウムとアルカリ剤で主に構成されています。

界面活性剤は入っているタイプのものは、ライオンの「キッチンパワーブリーチ」とか、花王の「キッチンハイター」などがあります。

成分は、次亜塩素酸ナトリウムと界面活性剤で主に構成されています。

 

スプレータイプ

このタイプは泡立たせるために界面活性剤がほぼ必ず入っています。代表的なものでは、SCJohnson の「カビキラー」や、花王の「キッチン泡ハイター」などがあります。

カビやヌメりを落とす時には重宝しますよね。

 

どれがいいのか

よく使うシーンで選んだ方がいいと思うので、塩素系漂白剤のタイプ別に解説していきます。

因みに液体タイプはどちらでも、洗濯槽の洗浄に使えるので、洗濯槽洗浄剤を買うよりも安く済みます。なので大容量を買っても意外と使い切ることができます。

液体タイプ(界面活性剤アリ)

まな板や茶渋のついたカップ、排水溝など、キッチン周りの除菌・漂白が多い方におすすめです。

この種類の商品は「キッチン〜」という商品名が多いので、キッチン関連の物にしか使えないと思いがちですが、実は衣類などの他の用途にも使えるんです

衣類やカビ落としなどに使う際は、界面活性剤が入っているので、すすぎをいつもより少し念入りに行うようにしてください。

商品によってはアルカリ度が衣料用漂白剤と比べて少し低めになっていることがあるので、つけおき時間を長くするなど、工夫して使えばコレ1本で大丈夫です!

おすすめの商品は、無難に花王の「キッチンハイター」ですが、まあどのメーカーも大差はないので「キッチン〜」であればどれでも大丈夫です(笑)。

 

液体タイプ(界面活性剤ナシ)

衣類やタオルの漂白や無機物(キッチンの壁とかお風呂の壁とか)の除菌、カビ落としなどを主に行う方におすすめです。

この種類の商品は衣料用漂白剤となっているので、服とか、まあ使えてもタオル・雑巾くらいかなーと思いがちですが、色々と使えます!

上で紹介した、キッチン用の塩素系漂白剤で出来ることは、この漂白剤で大体できちゃいます

衣料用の漂白剤をまな板やカップに使うのは気が引けるかもしれませんが、洗ってしまえば一緒です(笑)。

また、界面活性剤が入っていないので、100倍希釈でテーブルや壁などを拭きあげた後に水拭きや乾拭きの必要がありません

というのも、塩素は時間経過で飛ぶ(抜ける)ので、拭いた後に多少塩素の匂いがするかもしれませんが、数分で無害になっていくので2度拭きしない分、楽できます。(気になる方は水拭きしてください)

これもおすすめは、花王の「ハイター」になってしまいますが、「キッチン〜」と同じくどのメーカーも大差ないので、手に入れやすいもので大丈夫です(笑)。

個人的には「ハイター」で前用途カバーできるので、これは1本持っておくことをおすすめします

スプレータイプ

泡で出てくるスプレータイプのものは1本持っておくと便利かもしれません。

ただ、ディスる訳じゃないですが、キッチン用のスプレータイプのものは要らないです!カビキラーとかで代用可能ですし、そちらの方が強かったりもします。

もちろん、カビ用のものをまな板に使うのは気が引ける、という方もいると思うのでお好みになりますが、「キッチン泡ハイター」と「カビキラー」を持っているという場合に「キッチン泡ハイター」を断捨離できるメリットがあります。

おすすめは「強力カビハイター」です。(これも花王になってしまいました...)

「カビキラー」は王道ですが、スプレーをすると泡が重力に負けて落ちる速度がちょっと早いんですよね。

「強力カビハイター」は「カビキラー」と比較して、泡の落ちる速度がゆっくりなので、それだけ汚れ(カビ)に密着してる時間が長くなります。この密着時間が長いほど汚れは落ちるので、泡が落ちない方が優れている、という理論です。

 

 

複数本もっていることのデメリット

ハイター 複数 不要

塩素系漂白剤をたくさん持っていると、消費に時間がかかってしまうので、その間に塩素が飛んで(抜けて)いってしまい、効果がどんどん薄れていくというデメリットがあります。

では大体どれぐらいで効果がなくなるのかと言うと、ゼロにはなりませんが約1年を目安にするのがオススメです。

多くのメーカーでは製造時に塩素濃度が6%で作られてます。この状態で店舗への配送、品出し、購入、というプロセスを経るので、購入時点での塩素濃度は大体5%くらいと言われてます。

お店の倉庫での保管状態や期間にもよるところはありますが、購入から1年強で塩素濃度は半分ほどになってしまいます。

 

この機会に、家にある塩素系漂白剤を見直してみてはいかがでしょうか。