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iPhone Wallet(ウォレット)へのショートカットがあった!

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iPhoneApple Watch でもNFC(Near Field Communication)が使えるようになって久しいですが、みなさんどのように使っていますか?これを使いこなせれば、Apple Watch だけ、あるいは iPhone だけで出かけてもコンビニやスーパー、レストランなど、様々なお店でスマートに支払いができます。財布を持ち歩かないというスマートさも。

ただ、使うにあたって、Wallet のアプリを起動しないといけないのは煩わしいですよね。その手順をスマートに行う方法(ショートカット)があるので、その紹介をしていきます。

Wallet?iPhoneで支払いできんの?という人は、過去にその辺の紹介した記事があるので、よければ読んでみてください。 

 

NFCとは

Near Field Communicationの略で、近距離無線通信規格の一つです。簡単に言うと、めっちゃ近くでしか通信できない技術です。我らがSONYが開発した技術なんですよ(Philipsと共同開発)。

仕組みは理解するには割と単純で、「通信」と名のつく通り「かざす側」(ICカードなど)と「かざされる側」(読み取る機械)で通信をしています。通信するにはもちろん電力を必要としますが、ICカードなどにはバッテリーが入ってないですよね。ではどのように電力を供給して通信をしているかというと、電磁誘導です。

中学校の理科で習ったあれです。だいたいフレミング左手の法則と一緒に習ってる右ねじの法則の方です。

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上の写真のように、ICカードの内部はコイルが張り巡らされ、読取機械にかざした瞬間に微量の電力が発生し、ICカードが読取機械に「私は誰だよ」という情報を渡して、機械側があとの処理をやってくれます。機械側は常に電力供給されてますからね。

まあなので、駅の改札とかでたまにICカードを強く押し付けたり、うまく反応しないからといって何回も叩きつけている人を見かけますが、これは全く意味ないです。反応しないなら大抵ICカード側に問題があるので、駅員さんとかにお世話になってください。

ICカードを曲げたりしてると中のコイルに不具合が生じて反応しなくなるとかあるみたいです。

 

iPhone 機種ごとのショートカット

スリープ状態でホームボタンをダブルタップで Wallet が立ち上がります。

ロック解除後はこの動作を行なってもアクティブなアプリの一覧が表示されるのでご注意を。

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出典(公式サイト) から取得した画像を加工

 

iPhone X 以降のホームボタンがない機種

スリープ状態でもロック解除後の状態でもその状態を問わず、電源ボタンを2回連続で押すと Wallet が立ち上がります。

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出典(公式サイト)から取得した画像を加工

 

これらの操作で Wallet を立ち上げると、登録してある一番最初のカードがアクティベートされます(準備OK状態になる)。また、そもそも Wallet を開かなくても、iPhone をかざすだけで、自動的に登録してある一番最初のカードで支払いされるようです。

 あ、あと前述した通り、かざす側(iPhone)のバッテリーがなくなると NFC できなくなるのでお気をつけください。といっても、iPhoneバッテリーが0%になっても、画面はつかないですが、Wallet の一番最初のカードは使えるようになっているようです。予備バッテリー機能のようなことで、確かバッテリー切れから2時間くらいは Wallet が動く用の電力を蓄えてるみたいです。

 

NFC が使えない iPhone もある!?

NFC を使うには、機械自体に専用のICチップが組み込まれていないと使えません。このICチップが入っている機種がiPhone 7 以降に登場した機種なのです。(細かく言うと6からあるんですが、使い方が難しいので割愛します)

奇しくも、防水対応し始めたのも7からでしたよね。このころ Apple では何かあったんでしょうかね。社員のみぞ知る。。