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使った後の濡れたバスタオルが菌の温床になってるかも!?【抑える方法アリ】

バスタオル

お風呂から出て体を拭いた後のバスタオル、みなさんはどうしてますか?

とりあえず洗濯機に入れておく、あるいは洗濯カゴに入れてそのまま放置して、洗濯カゴがいっぱいになってから洗うという人も多いのではないでしょうか?

実はこの、「濡れたタオルを何処かにまとめて放置する」という行為が、菌の温床を作り出しているかもしれません!

今回は使った後のタオルをどうすべきか、菌の温床になりにくくする方法も含め、ご紹介していきます。

 

濡れたタオルを放置すると...

使用後のタオルに潜む雑菌の数は1500万個以上にもなると言われています。使ってすぐに洗濯するなら問題ないのですが、毎日タオルだけのために洗濯機を回すのは大変ですよね。そうして洗濯機の中や洗濯カゴに使用後の濡れたままのタオルを放置しておくと、どんどんと雑菌が繁殖していってしまうのです。

使用後すぐのタオルは全然匂わなかったのに、放置して翌日になったタオルが匂った経験はないでしょうか?

匂う原因は想像がつくかもしれませんが、雑菌が繁殖している証拠なのです。菌は基本的に水と空気があればどこでも繁殖していくので、使用後の濡れたタオルは絶好の繁殖場所となるわけです。

ボツリヌス菌などの真空状態の方が繁殖が早い菌も多からず存在しますがそれはまた別のお話。)

 

洗濯のみでは不十分

タオルに菌が繁殖しても洗濯すれば大丈夫と思ってませんか?
大体の人は液体の洗濯用洗剤を使って洗濯機で洗っていると思います。でもこれではわずかに菌が減るだけで、完全に除菌できていません

特に液体の洗濯洗剤は中性のものが多く、カビの元となるような定着した雑菌は、アルカリ性洗剤じゃないと除菌できなかったりします。

除菌は白物漂白用のハイターなどで行うのがメジャーな方法ですが、タオルを毎回除菌なんて手間でやってられません。

また、雑菌が繁殖したタオルを繰り返し使って、濡れたまま放置→洗濯→使用→濡れたまま放置を繰り返していると、右肩上がりで雑菌の量は増えていってしまいます。

そしてタオルに定着した雑菌がカビの原因となり、だんだんとタオルをピンク色に変えていってしまいます。これに気づかず使用し続けていると黒カビが生えてきて、タオルに黒い斑点が出現してきます。

(ピンク色になったタオルを元に戻す方法は過去の記事で紹介してますので参考にしてみてください↓)

 

でもタオルの除菌は面倒な作業じゃないですか。なので完全に除菌しなくとも(結局人間は何かしらの菌と共に生きていますから)、雑菌の繁殖を軽減していけば事態はだいぶ良くなります。

 

すぐ洗濯するのは大変だけど、どうしたらいいの?

ずばり干してください!

前述の通り、菌は水があると繁殖してしまうので、その水(水分)を無くしてしまえばいいのです。

完全に乾いても生乾きでも、洗濯する周期がきたら洗濯するようにしてください。あくまで洗濯するまで菌を増やさない工夫であって、使用後のタオルである事実は変わりませんので、乾いてもまた使わないで洗ってください(笑)。

 

干す場所はどこでもいいと思います。洗ったタオルと一緒に干して間違わないようにしてくださいね。

私の場合、物干に使用済タオルゾーンを設けているので、使った後はいつもそこに適当にかけてます。とにかく湿った風通しの悪い場所にさえ置かなければいいので、リビングの椅子の背もたれに干しておいたり、ドアノブにクシャッとして干しておいたり、お好きな方法で干してみてください。

それでもだんだんと、洗っても取れない頑固な臭いが付いてきてしまうことがあると思います。そんな頑固な臭いでも落としてしまう方法を紹介した記事がありますので、よければ読んでみてください。