Google Analytics 正しく活用出来ていますか?
施策を打ってるつもりだがアクセス数が伸びない、売り上げが伸びない、など悩まれている方も多いと思います。
Google Analytics は無料で利用できる、サイトの分析ツールです。これを自分のサイトに導入している方は多いと思いますが、正しく活用できていなければそれは「数字を眺めているだけ」になってしまっています。
そんな数字を眺める毎日から抜け出し、改善点の明確化、アクセス増をしていきましょう。
この記事のターゲット
- 個人でECサイトを運営している方
- 企業のECサイトやWebサイト担当の方
- Google Analytics で数字はみれるが、イマイチ伸び悩んでる方
各サイトごとに手法と正解は異なるため、抽象的な話が続きますが、お付き合いいただけると幸いです。
まずやること
一番大事なことは、「改善ポイントをみつける」です。
意外と多いのが、SNSで拡散作業を頑張ってるが、サイトのデザインがイマイチだったり、そもそもスマホ対応してないなどの基本的な部分で悩んでる方も見かけます。
重箱の隅を突くように自分のサイトをみていくと、いくつも改善事項が見つかるかもしれませんが、どれがアクセス増や売り上げに繋がるか分からないですよね。
指標の設定
そこでKPIを設定し、PDCAを回すことをしましょう。当たり前のフレームワークではありますが、この基礎ができていなくて売り上げが伸びないという話も多いです。まずは基本が大事ということですね。
PDCAは要は仮説と検証です。自分のサイトの改善点を見つけ、それを改善するとどのような効果に繋がるか、またその理由は何かを仮説立て、行動し、検証していきます。
例えば単純にアクセス数が欲しい場合、被リンクを増やしたりするとSEO的にも効果が出て、検索順位が上がることが期待できたりします。
ショッピングカートの分析
ECサイトの話になってしまいますが、カートを分析して改善策が打てるとCVRが上がり、売り上げ増につながります。
一般的に、カートの破棄率は平均69.6%と言われています。つまり、商品を気になった人のうち、3分の2は商品を購入せずにどこかへ行ってしまっています。これを改善できれば売り上げも上がりますね。
ECサイトのショッピングカートには、「パッケージ型」、「オープンソース型」、「SaaS型」、「ASP型」などの種類があります。それぞれメリデメはあるのですが、基本的にどれでも分析機能は付いているはずなので、サイトにあったものを選んでください。
カートを分析していると、どのページで破棄された(ユーザーがページを閉じた)かが分かると思います。破棄率の高いページについて改善をすればCVRの向上が期待できます。
例えば、多くの場合はフォームの入力項目が1ページに多いと、破棄率も上がる傾向にあるので、フォームのページを見直すと売り上げも改善した、などの話を聞くことがあります。
具体策に正解はない
ここまで抽象的な話が続きましたが、やはりサイトごとに扱う商材や目指すゴール、特色が異なってくるため、「具体的にこれをやれば伸びます!」といったことは難しいです。
そんな銀の矢があれば、誰もビジネスで苦労しない訳で、大変ですが自分で答えを見つけていくしか無いということですね。
とはいえ、分析ツールを正しく活用できれば、目指すゴールにも早くたどり着けると思います。